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気遣い

school_bicycle_helmet_girl.pngそれは先週の出来事でした。我が家の前の道路は、自転車通学の中学生の通学路になっています。

その日も、学校帰りの生徒たちが何人か自転車で通ったのですが、どうも段差のところで転んでしまった女の子がいたようです。

その瞬間を見ていたわけではないのですが、その子を囲んで友人たちが心配そうにワイワイやっていたので、たまたま外にいた私は「大丈夫?」と声をかけました。

こんなご時世ですから、下手に声をかけたりすると怪しまれるかなとも思い、ちょっとためらいもあったのですが、幸いそういうことはありませんでした。

様子を見に行ったら、転んだ女の子は手の平と膝から出血していて、一緒にいた友達が、カバンからティッシュやばんそうこうを取り出して手当てしてあげようとしていました。

また、別の女の子は倒れた自転車を起こして手で支えていたので、取りあえずその自転車のスタンドを立てて、怪我の具合を見てみました。

それほど大怪我ではないようでしたが、そこそこ血が出ていたので、「うちの水道で傷口を洗いなよ」と言って連れて行き、タオルを用意しました。

傷は大事には至らず、傷口を洗った女の子とその友達は、何度もお礼を言いながら去って行きました。

そして、その翌日、我が家の郵便受けに手紙が入っていました。昨日の女の子とその友達の感謝の言葉が綴られていました。

私は、水道とタオルを貸しただけだし、彼女たちは、帰るときに何度もお礼を言っていました。私としては、それで十分だと思ったのですが、何と律儀な中学生なのでしょう。

その手紙は、心温まるものでしたが、一点だけちょっと気になったことがありました。手紙には「とっても優しいおじさんへ」と書いてあったのです。

考えてみると、中学1年の彼女たちにとって、私の年齢では下手するとおじいさんという可能性もあるわけです。それなのに「おじさん」という言葉を選んだのは、彼女たちの気遣いだったのでしょうか?

ひょっとすると、手紙を書いてくれた友達たちと一緒に、私のことを何と言えばいいのか悩んだのかもしれません。

どう考えても「おじいさん」に近いけど、「おじさん」にしておいた方が良いのかな?とか、相談している様子が頭に浮かびました。その結果、大負けに負けて「おじさん」にしようと思ったのかもしれません。

私は、彼女たちに気を遣わせてしまったことを大変申し訳なく思うと同時に、自分も年をとったなぁと改めて感じたのでした。

それはともかくとして、彼女たちの怪我した友達をいたわる気持ちには感心させられました。その優しさをいつまでも忘れないでいてほしいと思った次第です。

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コメント

No title

とても良いお話しですね。
帰りの花冷えの道が
温かくなりました。

>奥武蔵の山人さん

山人さん、今晩は。毎度コメントありがとうございます!

これは、ひとえに彼女たちのおかげでしょうね。怪我した友達を気遣い、おじさん(おじいさん?)の私まで気遣ってくれるとは、大人でもなかなかできないことかもしれません。

手紙には、これからはもっと気を付けて通学しますと書いてありました。将来を担う若い人たちは、大切にしなければいけませんからね。少しでもお役に立てて良かったと思います。

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